施設理念

日本人の老後のイメージはとても暗いですが、欧米ではシニアライフは人生の中で本当にやりたいことをやる楽しい時。老人ホームというと、昔から親を捨てるような感覚で捉えられるのが私はいやでした。

平成１４年に自宅を建て替えて、終身介護付き有料老人ホーム「マサコーヌ帝塚山」をオープンしましたが、その時から私のホーム理念は同じ。入居する人もその家族も自慢できるようなホームを作ることです。

マサコーヌ帝塚山は立地条件から高額になりましたので、もっとリーズナブルな価格で利用していただきたいと思い作ったのが、賃貸形式の有料老人ホーム「グレースマサコーヌ阪南町」です。

今まで住み慣れた地域で穏やかなシニアライフを送っていただきたい。私のイズムとマンションのオーナーのイズムが一致したので、この場所を借りてやることに決めました。

マンションの5階から9階は一般の賃貸マンションですから、2世帯住宅的な考え方で、ホームをご利用いただけます。金額はリーズナブルですが、介護の内容はこれまでのノウハウを活かし、手厚い介護をモットーにしています。重度や認知症の方を受け入れるために、磨きをかかったスタッフを集めました。ハードはお金をかければ出来ますが、ソフトは培ったノウハウとハートが必要です。

果たして自分の家族が入れるか、自分自身が入りたいと思うか。いつも立場を置き換えて行動するよう、スタッフには話しています。

家で24時間介護をしようと思うと、いくら親でも重荷になるものです。
でも私たちは仕事ですから、夜間急病で寝られなくても、翌日にはローテーションがあって寝られます。

だから心を込めて介護できるのです。それが、他人がやる良さ。
職員はそれで喜んでいただけたらうれしいのです。

地域との連携を大切に

ご入居者様・ご利用者様に満足していただき、地域社会に貢献いたします。

食事、マナー研修風景の一部をご紹介します。

【食事】

炙り寿司が提供されました。

職人さんが利用者様の目の前で握り、そして炙りを実演致しました。

おやつレク・『チョコバナナ作り』を実施しました。

ホットプレートでクレープ生地を焼き、バナナを包んでチョコレートソースで提供致しました。

『ミニパフェ作り』を実施しました。

ご利用者様がカットしたカステラにホイップクリームとフルーツ等を盛り付け、おやつとしてお召し上がり頂きました。

「おめで鯛祭り」を行いました。

利用者様の目の前で、さばいて刺身で提供しました。

【マナー研修】

帝塚山病院グループの更なるサービスの向上のため、定期的にマナー講習を行っています。
基本的なマナーから振り返り、スタッフの手本となり進んで実践し、指導できることを目的としています。